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一番星 [プロジェクトB]

ずっと慌しくて更新もお伺いも出来ずスイマセン><、皆様の未読記事が1500以上に達し時系列ごとに浦島作戦で細々と訪問させていただいています。よろしくお願いいたします。
先週末からはトラック野郎モードの日が多くなっています。
昨日は朝からお引越し支援でした。
P1018427C.JPG
北海道の平原地帯を走ってそうな画像ですが、ここは陸前高田の一本松の陸地側です。街が無くなり平原になってしまった中を仙台から岩手へ暗いうちにお引越しです。画像は依頼頂いた被災世帯の息子さんがトラックの助手席から撮ったものです。

この春に新卒で仙台市内の企業に就職しましたが、なかなかうまくゆかず退社して地元に戻る事になりました。
考慮して記事にしないつもりでしたが、引越ししながら本人と話して公開に切り替えることにしました。

わたしも本人が決めた退社であっても。。。果たして本人自身に問題があったわけではないかもと思っていました。
この世帯は岩手県の海岸沿いで水産関係の仕事をしていましたが、被災して母ちゃんが亡くなりました。
我慢強く真面目な息子さんなので町へ出ての暮らしでも大丈夫だとみんなも思っていて応援していたのですが。。。

仙台の特に街なかは全体から見ると被災地らしくないのですよね。罹災証明を持っていた仙台市民がほとんどだけれど、三陸海岸部の被災感覚とは180度違った今の様子だし、人たちだし、むしろ被災で得した状況も見受けられて、母親を亡くした息子さんの暮らしとしては、そんな様子や周りの人たちの生活観とか受け入れ切れなかったのですよね。
でもこれは若くて我慢が足りなかったと言うわけではないとわたしは思っています。
覚悟か足りなかったわけでもないと思います。
昨日引越しのトラックで移動中話した中に『仙台と違ってこっち(地元岩手海岸部)が現実の被災地だから、こっちで色々やってみた方がいいと思った。確かに仙台でも家が流れて被災者だろうけれど、どうも裕福さや戻り方がぜんぜん違う。被災でお得って言うのがわからなかった(理解や耐えられなかった)。またいつか頑張って街へ出れば母ちゃんには叱られないと思う。』という言葉がありました。
どっちに転んでも被災者として変わりなく、最初は少しでも稼ぎになる方にと進んだのは本当の苦しい暮らしからでした。
何があっても街で何とかしなければと言う頑張りが効かなかったわけではなく、今はその機会ではなかったとわたしも思っています。被災地での進級・進学・就職など、年頃の子供たちに対するケアは足りないと思います。それはもっと小さな子供たちに対してもです。それを教育と言う視点から語ることも間違って思います。
わたしは小さな子供とも仮設団地や在宅世帯・イベント会場でも沢山遊びます。父親の姿を見れなくなった子供たち、あるいは油断無く大人と触れ合う機会が少なくなった子供たちが非常に多くいます。各自治体でも子供に対する地元なりの取り組みをする場合が多くなっていてそれだけ切実です。

今回は社会人1年生との出来事でしたが、被災という関わりを理解できる地域が日本として少ないような気がします。
災害は色々あり被災は幾つも発生してしまうかもしれないけれど、それに向き合う政治・経済・社会性は今の日本にとても乏しいと思います。結局は倫理観だと思います。日本人としての気質とかが問われ失われた姿のとばっちりがこの息子さんに今になって見えない被災として襲い掛かっていると思っています。


nice!(128)nice! のお返しが必要な方のご期待にそえません  コメント(2) 
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nano

失ったものがある以上
被災で「お得」なんて事
無いと思いますよ?
by nano (2013-06-20 03:23) 

404

>nanoさんとnanoさん
お返事の一部を次の記事にします。重複しますがコメントとしてこちらに表記します♪

お金があるところにはどんどん有利になるし、お金がないところはどんどん貧しく不利になる姿です。これは家を建てる段階でもそうだし、その他事業の再建でも同じです。。。

被災してプラスマイナスがゼロで住んだりする被災者はほとんどいません。nanoさんのコメントの通りです。
でも実際は被災して得をした方々が結構います。
それは擬似被災など、本当の意味で被災していない方を中心にした姿があるからです。
記事中で日本人的資質を倫理観として書いていますが、この点に気付いた息子さんの勇気ある行動を大切に思います。
by 404 (2013-06-20 08:11) 

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